【九州】湯布院・別府観光の1泊2日モデルコース(車なし)

湯布院の風景 大分

九州の中でも温泉地として人気の湯布院、別府を回る気軽な1泊2日の旅行ルートをご紹介します。車の運転をしないコースとしており、旅先ではお酒も飲むという方も安心して廻れるスポットを厳選しています。

このモデルコースは「移動はJR中心、現地は徒歩+バスでOK」を前提に組んでいます。湯布院は駅周辺に見どころが集まっていて歩きやすく、別府は路線バスを上手に使うと“温泉の街”らしさを存分に味わえるのが魅力。私自身、車なし旅だと移動の合間に景色を眺めたり、駅でご当地スイーツをつまんだりできるので、むしろのんびり楽しめる派です。

道のりは以下の通りです。1日目に博多または福岡空港を出発し、湯布院へ向かいそのまま温泉を楽しみながら1泊します。2日目に別府へ向かいまた温泉と、温泉尽くしの旅となります。

旅の準備としては、歩きやすい靴と、温泉のあとに羽織れる薄手の上着があると安心です。湯布院は朝晩ひんやりする日もありますし、別府は海風が気持ちいい反面、体が冷えやすいことも。荷物が多い方は駅のコインロッカーや宿の預かりサービスを活用すると、散策が一気に楽になります。

ざっくりイメージとしては「1日目は湯布院で癒やしと街歩き、2日目は別府で温泉の迫力を体感」。同じ温泉地でも、湯布院は“絵になる景色と散策”、別府は“湯けむりと湧き上がるエネルギー”という印象で、雰囲気がガラッと変わるのが面白いところです。

湯布院・別府旅行1日目

湯布院に向かうならターミナルである博多駅または福岡空港が便利。特急で2時間半の長旅となり、車よりも電車を使う方が楽です。湯布院でゆっくり過ごし、日頃の疲れを温泉で癒しましょう。

私が「車なしで湯布院、ありだな」と思うのは、移動に集中しなくていいから。車窓から山が近づいてくる感じを眺めているだけで、だんだん“旅のスイッチ”が入っていきます。到着したらまずは深呼吸。駅前の空気がすでに少し澄んでいて、これだけで来た甲斐があるな…と毎回感じます。

湯布院駅周辺のランチは、混雑しやすい時間帯を少しずらすと入りやすくなります。12時台は行列ができやすいので、早めに食べるか、散策を先にして遅めのランチにするのも手。地元野菜や豊後牛、だんご汁など、やさしい味のものが多く、温泉地らしく「胃がほっとする」感じがしました。

湯の坪街道は歩くだけでも楽しい通りですが、個人的には“寄り道を正解にする”のがコツだと思っています。気になるお店があったら5分だけ入ってみる、甘いものを食べたら次はしょっぱいもの、みたいに小さく変化をつけると、街歩きがずっと飽きません。人が多い日は、路地裏のカフェにふらっと逃げ込むと、時間がゆっくり流れている感じがしておすすめです。

湯布院と言えば温泉ばかりに目が行きがちですが、観光を楽しめる場所でもあるのです。「金鱗湖」は魚の鱗(うろこ)が光に反射し水面が金色に輝いて見えたことから、この名が付いたと言われています。湖底の半分に温泉、もう半分には冷泉が湧き、冬でも水温が高いという不思議な湖です。

金鱗湖は、朝の空気が冷える季節ほど雰囲気が出ます。水面が静かな時間帯は、景色がそのまま鏡に映っているみたいで、思わず足を止めて見入ってしまいました。写真を撮るなら、日中の賑わいよりも早朝か夕方のほうが“湯布院らしさ”が出やすい印象です。

「狭霧台(さぎりだい)」は湯布院と別府を結ぶ県道沿いにある、由布院盆地を一望できる展望台です。標高約680mの地点から、雄大な湯布院一帯の景色を見ることができます。九州横断道路沿いに位置するため、休憩所としても多くの人が訪れ、間近にそびえる雄大な由布岳に、夜は町の灯りが由布院盆地一帯を照らされます。また、秋から冬にかけての冷え込んだ朝方には、幻想的な朝霧が見られる名所としても知られています。

狭霧台は「ここまで来てよかった」と感じやすいスポットのひとつ。風が強い日もあるので、帽子やストールは飛ばされないよう注意です。私は由布岳を見上げた瞬間、急にスケールが変わる感じがして、旅のテンションが一段上がりました。車なしの場合はバスやタクシーを上手に組み合わせる形になりますが、タイミングが合うなら狙ってみる価値はあります。

「湯布院フローラルヴィレッジ」は、イギリスで最も美しい村ともいわれるコッツウォルズ地方の街並みと季節ごとの花が咲き誇るイングリッシュガーデンを再現した英国風ミニテーマパーク。世界中で人気の『不思議の国のアリス』をイメージしたカフェ「Gallery Alice’s Tearoom チェシャ猫の森」やハイジグッズや白やぎさんと触れ合える「アルプスの少女 ハイジの泉」、本物のフクロウの手のせ体験ができる「フクロウの森」は老若男女問わず人気です。「Owl’s Photo Studio」では、『ハリー・ポッター』のように魔法使いの姿をしてフクロウと記念撮影もできます。

フローラルヴィレッジは、短時間でも“非日常に切り替わる”のが良いところ。建物の雰囲気がまとまっているので、歩いているだけでちょっと海外の絵本の中に入ったような気分になります。旅は予定を詰めすぎると疲れてしまうので、こういう「ふらっと寄って満たされる場所」がコースに入っていると、全体のバランスが整います。

宿にチェックインしたら、あとは温泉を堪能する時間です。温泉地では、湯上がりに水分をしっかり取るのが大事。私はつい長湯しがちなので、「1回入って休憩、もう1回入ってから夕食」くらいのペースにすると、翌朝の体も軽く感じました。

続いて2日目の旅程です。

湯布院・別府2日目

2日目は別府を楽しみます。一見すると滞在時間は短いですが、1泊2日で回る程度であればこれくらいで十分。

別府は「温泉=湯船に浸かるだけじゃない」と実感できる街です。湯けむりが日常の景色として立ち上っていて、歩いているだけで温泉地に来たんだなと感じられるのがすごいところ。湯布院が“しっとり癒やし系”だとすると、別府は“迫力の温泉エンタメ”という印象で、1泊2日でもちゃんと違いを味わえます。

「湯けむり展望台」は日本が誇る温泉地・別府の街並みを一望できるビュースポットです。あちこちから巨大な湯けむりが立ち上っている景色を見られ、湯けむり漂う鉄輪の彼方には鶴見岳や扇山を一望。テレビ番組の「21世紀に残したい日本の風景」では2001年に2位に選ばれるなど知名度も抜群。土日・祝日の夜にはライトアップが行われ、建物の合間から色とりどりの湯けむりがなびく幻想的な光景を楽しむことができます。

湯けむり展望台は、写真以上に「音」と「匂い」が記憶に残ります。遠くから見ても分かるほど湯けむりが上がっていて、別府の温泉のスケール感に圧倒されました。展望台は風が通るので、冬場は特に防寒を意識すると快適です。

「地獄蒸し工房 鉄輪」もぜひ立ち寄りたいポイント。ここでは江戸時代に存在した別府名物・地獄蒸しを体験できます。使われている地獄釜の温度は98度。温泉成分を含む蒸気で蒸した食材は旨味が引き出され、ほんのりと塩気や滋味が加わって、素材の甘さが際立ちます。水溶性の栄養素を壊さず加熱できる点も蒸し料理の良いところで、健康にも嬉しい一品です。地獄蒸しが初めての方は、ぜひ地獄蒸し玉手箱を頼んでみましょう。色とりどりの食材たちの詰め合わせになっており、「蒸したらどんな味になるんだろう?」という好奇心も満たしてくれます。

私は地獄蒸しを食べると「塩を足していないのに、もう完成している味」と感じます。温泉の蒸気って、それだけで立派な調味料なんだな…と納得させられる瞬間。旅先でこういう“その土地の理屈”が分かる体験があると、満足度がぐっと上がります。

地獄めぐりはスポットが点在しているので、バス移動を前提にするのが現実的です。歩いて回れない距離ではないものの、坂道が多かったり、意外と時間がかかったりします。車なし旅のポイントは「頑張りすぎない」こと。移動をコンパクトにすると、温泉地の空気をゆっくり味わえます。

別府も楽しみ、帰路では乗り換え駅である福岡(博多駅または福岡空港)で買い物を見て回る時間もあります。ぜひ最後まで九州の旅を楽しみましょう。

博多に戻ってからの“締めの時間”は、旅の余韻を残す大事なパート。お土産を買い足したり、カフェで温泉話を振り返ったりしていると、「2日しかないはずなのに、ちゃんと旅した感」が残ります。私はいつも、最後に甘いものを食べると記憶がいい感じにまとまるので、デザートは外せません。

このプラン以外にも1日目を別府で泊まり2日目で湯布院を訪れることもできますので、移動時間や宿泊施設の好みで決めるとよいでしょう。ご自身にあった旅行プランで、ぜひ福岡を楽しんでくださいね。

最後に小さな注意点も。温泉施設によっては入浴ルール(タトゥーの扱い、撮影禁止、混雑時の利用制限など)が異なることがあります。現地の案内に従い、マナーよく楽しむのがいちばん。気持ちよく温泉に浸かって、湯布院と別府の“違う魅力”をぜひ味わってみてください。

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